「むくみ」で悩んでいる方へ!効果的なむくみ解消法を紹介!
顔や下半身のむくみが思うように改善できず、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。むくみの正しい原因を知ることで、スムーズに解消できるようになるでしょう。むくんでしまうのには、原因を知ってから対処することが大切です。この記事では、むくみの原因や解消法を紹介しましょう。むくみを改善したいと考えている人は、参考にしてください。
むくみの原因とは?
むくみは、身体の老廃物や不要な水分が溜め込まれてしまった状態です。本来私たちの身体は「気・血・水」のバランスが取れた状態が理想といわれています。気には身体のエネルギーの流れ、血液の流れ、リンパ液などの水分の流れがあるのです。不規則な食事や運動不足、睡眠不足などのさまざまな要因によって身体の機能バランスが崩れることで、むくみが起こりやすくなってしまうといわれています。
むくんでしまうのは、余計な水分が排出されずに溜め込まれてしまう状態です。しかし、ただ不要な水分が溜まってしまっているわけではなく、生命維持の働きによって体内が水分を必要としている状況といえるでしょう。たとえば、白砂糖のたっぷり入った甘いお菓子や、添加物の多いスナック菓子、菓子パンなど身体の消化に負担がかかる食事をすると、血中の塩分濃度を保つために水分を溜め込んで中和しようと働きます。
むくんでいる場合は老廃物を排出するためにも、水分を摂取した方がよいでしょう。しかし、水分が溜め込まれた状態では、水分を摂取するのが難しく悪循環を招きかねません。このような背景から、むくみの原因には以下のようなものがあります。むくみが気になっている方は、当てはまるものがないか確かめてみましょう。
・運動不足
・血行不良
・代謝不良
・食生活の乱れ
・睡眠不足
・水分不足
・気の乱れ
・自律神経の乱れ
当てはまるものがある場合は、少しずつ生活習慣を整えていくことがおすすめです。
むくみを放置するとどうなる?
むくみが起こりやすい場所は、ふくらはぎや顔まわりなどではないでしょうか。これは、ただ顔や足が太っているというわけではなく、血行不良や水分の循環がうまくいかずに起こっているのです。とくに、むくみやすい顔や足は心臓から遠い部分であり、血液や酸素が届きにくい箇所でもあります。むくみはただ太っているというわけではなく、身体の循環が悪いサインなのです。むくみを放置したままにすると、さらに心身の不調を引き起こす恐れがあります。
むくみのメカニズム
むくみは血液やリンパなどの流れと密接に関係しています。全身の筋肉を動かすことで血行は促進されますが、筋肉の衰えや運動不足などによって、血液やリンパの流れが滞ってしまうのです。このように血液や水分の流れが滞った状態は、むくみを引き起こしてしまいます。さらにむくみを放置しておくと、悪循環へとつながってしまう恐れがあるのです。
むくみによって引き起こされるトラブル
むくみを放置することで起こりやすい症状には、以下のようなものがあります。
・セルライト(脂肪)が蓄積しやすい
・冷え症
・免疫不全
など、むくみを放置することで身体の機能低下が悪化し、セルライトが蓄積され太る原因にもつながるのです。
むくみの予防と解消法
むくみの予防には、むくみにくい生活習慣をつくることが大切です。
食事
白砂糖や添加物を控えて、代謝を促すために生の野菜や果物を食べることがおすすめです。また、身体の機能を正常に保つためには、水分やミネラル補給を心がけましょう。加工食品や人工物を控えて自然に近い食材を摂ることも、身体の機能改善につながります。
運動
最もむくみに効果的なのは運動です。全身をバランスよく動かすヨガやジョギング、水泳など、筋肉を動かすことで血行が促進されていくので、不要な老廃物も排出されやすくなります。
セルフケア
むくみ予防や解消には、リンパケアがおすすめです。リンパの位置を覚えてしまえば簡単で、手軽にできるので実践してみましょう。むくみを予防、解消するためには「リンパ」のケアが効果的です。リンパは、身体の老廃物など不要な水分(リンパ液)を排出させるために全身に張り巡らされている通り道です。そして「リンパ節」というとくに老廃物が溜まりやすい箇所が7か所あります。主なリンパ節を紹介するのでとくに意識してマッサージしましょう。
・耳下腺リンパ節(耳)
・頸部リンパ節(首)
・鎖骨リンパ節(鎖骨)
・腋窩リンパ節(脇)
・腹部リンパ節(腹)
・鼠径リンパ節(鼠蹊部)
・膝窩リンパ節(ひざ裏)
アロマオイルやクリームなどを使って、リンパをマッサージしてほぐすことで老廃物が流れやすくなります。
今回の記事では、ダイエットの大敵であるむくみの原因と予防法を紹介しました。むくみはそのままにしておくことで悪循環を引き起こすため、なるべく早い段階でセルフケアや生活の改善が必要です。この記事を参考に食事や運動、セルフケアをバランスよくとりいれてみてはいかがでしょうか。